パソコンやテレビ，自動車などあらゆる製品に使用されているものにICと呼ばれるものがあります。これは作られた機器の素となるもので、言ってみれば機器の遺伝子のようなものです。このICを作成する作業は新しい機器を作成する時に必要なことで、便利な新しい機器が毎日たくさん作られている現在では休みなく世界のどこかで作られています。このICを作る時に必要なものがオリジナルソケットで、この部品はICの作成の簡素化、出来上がるまでの手間や時間を省く役目を行っています。
このオリジナルソケットが何か、どういったメリットがあるかを説明します。新しい製品の素となるICを作成する時は、何度も改良が必要です。とりあえず試作品を作成し、実際に稼働させて不備があると改良することを繰り返して作りますが、不備のたびにICに取り付けている部品を取り替えていると出来上がるまでに時間がかかります。このためあらかじめ仮の部品を取り付けていれば、不備があるとその仮の箇所だけを改良すれば作り直しはできます。
仮に出来上がったICに使われているのがオリジナルソケットで、不備があれば簡単に交換でき、完成前の期間や費用を安くする役目を果たしています。不備があるたびにいちいち半田付けした箇所を取り除いて新しい部品を取り付けるのではなく簡単です。ICは小さな部品が組み合わさっているデリケートな部品で、わずかな熱でも動きに不備が起こります。簡単に取り外しがらできるのがオリジナルソケットのメリットです。