スマート住宅というものをご存じですか。いまでは日本はもちろんのこと、アメリカや韓国・インドネシアでも情報化社会となりました。国連が調査をしたとこと、2021年の段階で全世界で約90パーセントの割合でブロードバンド回線が敷設をされていることが明らかとなりました。どの国に行ってもワールドワイドウェブサービスを使用することができ、今後も画期的なサービスが登場することでしょう。
日本では2017年から総務省と大手自動車会社が共同で、IoT住宅の開発を開始されました。すべての家・家電などをネット回線で接続をしたもので、その総称のことを言います。この実験の成功のカギを握っているのがカスタムソケットです。簡単にここで概要を見ていくと、直径2センチメートル程度の小さな半導体です。
なかには基盤のほかにGPSとWi-Fiが備わっていて、常時通信ができるように設計をされています。カスタムソケットはもともとはPCに組み込まれていたものでしたが、その後はカーナビゲーションにも搭載をされました。そして現在ではエアコンや防犯カメラなどにもカスタムソケットを備えることで、遠隔操作を実現させることが可能です。カスタムソケットは単体で使用することはできず、必ず何かのアイテムを媒体として活用をするものです。
IoT技術の向上に一役買っており、日本生まれのこの半導体は世界各地でも活用をされるようになった画期的な発明品となっています。